台風の翌朝は(平成30年台風24号・私の出勤録)
【前置き】
台風214…もとい24号、
皆さんお住まいの地域は無事でしたかね…?
今回の記事は…その台風一過な今日の私の通勤記録的な…
ぶっちゃけ資料性は特にないですが、まぁチラシの裏的な感じで。
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じわじわと台風が関東地方に近づいていた昨日9/30、
JR東は正午過ぎに「20時以降首都圏全線運休」を発表。
それに引きずられるかの如く、百貨店、書店、美容室、ラーメン店…あちこちの店舗のTwitterで早じまいを知らせるツイートが流れるように(18時閉店が多かったですね)。
そういえば関西では台風21号の時にJR西が早めに運休を発表して大きな混乱もなく済んだんでしたっけ…それを思えば上手く倣ったと思います…この時点までは。
その日は私は休みだったので、近隣の店舗の営業時間変更の張り紙を見て回るなどしていました。
その後夜になってそろそろ運休する路線が…という頃、
「明日は始発からほぼ平常通り運転予定」
との発表が。
上の計画運休がおおむね好印象な様子なので、この時点では(おうおう頑張るなあ)程度にしか考えず寝落ちしてしまったのですが…。
翌朝。
私は大抵早番シフトなので始発から数本目の電車で向かうのですが、
駅に向かいながらJR東日本アプリを眺めてると
「山手線 被害状況確認の為運転見合わせ、再開見込み未定」との一文。
そして脳裏には嫌な予感。
浦和駅に着くと改札前に人だかり…放送曰く
「飛来物の有無とか確認できてないんで、始発電車まだ大宮駅出てないやよ。」との事。
…やってしまいましたねぇ。
その頃には改札口の運行情報ディスプレイの路線図は真っ赤な状態。
さてどうすべか、とりあえず職場のマネージャーに電話すると
『職場近くのカラオケで一泊した』
…ううむ、さすがこういう時にタフな我らがマネージャー
とりあえず定時に着きそうになさそうなのを報告。しかしこのまま改札の前で待っていても仕方ない訳で…ってかこれ待ったところで早朝とはいえどうせ座れんしな多分。
その時ふと、
(コミケ参加の時みたいに南浦和まで歩けば一本早い始発に乗れるんじゃ)と閃く。
早速移動。
南浦和到着寸前、大宮方面から「試運転」表示の電車が到着。
どうやら初電になるはずの電車を空で動かして安全確認していた模様。
南浦和から先はさらに早い時刻の初電を試運転で動かしてたはず、となるとこの電車が南浦和から客扱か…!?
慌ててダッシュで駅のホームに向かうと既にドアを開けて待っていた客が乗車中。
私も幸いに空いてた座席を確保…見事上記の予想が的中した訳でした。
(コミケ参加時の恒例行事がこんな形で活きるとはな…)と思いつつ、電車は更に20分程発車待ちした後(西川口付近で飛来物あったようで)、職場へと私を乗せ発車していったのでした。
※案の定途中からラッシュピーク並みの混雑に…w本当、南浦和始発で良かった。
さて今回の計画運休、
まず、西の前例に倣えとばかりに(?)早めに運休を発表し、多くの利用者に早めの帰宅を促した点は本当に良かったと思います。これは本当にナイス対応。
しかし日付変わってから…「始発から平常通り(予定)」の告知を裏切るかの如く初電から運休、その後も各線で遅延本数間引き入場規制…。
※私の出勤した5時台はまだ平和な方だった。これが9時出勤の日だったら…
…何だかねぇ。
そもそも沖縄に接近した時から地元民をして「ヤバい」と言わしめた今回の台風である。電車動かす前に飛来物や倒木の確認が必要とは思わんかったのか。
勿論プロと言えども自然相手には何事も上手くはいかんでしょうけど…ちょっとこの辺りは判断誤りというか明確に「舐めてたんだろうな」というのが運行情報や駅放送を聴いていてもまじまじと感じられました。
昨晩の時点で思い切って「安全確認の為○時頃まで運転取り止め」…それが難しければ「各線で運休や本数間引きの可能性あり」等とアナウンスしていれば…と感じた次第。
「何か危ない時はすぐ止める」、常日頃からのJR東の姿勢がいい方向に動いたと思う今回、しかし同時に同社のもう一つの(悪い意味での)特徴である「止まってから動くまで長い」という部分も鮮明に表れた事例なのではないかと。
早くも次の台風が列島を襲うかもしれない状況下、次こそは
「混乱なく止めて、混乱なく動かす」一連の流れがスムーズに進むことを期待しましょう。